近年、クリスマスマーケットは日本でも開催されるようになりました。
しかしまだまだクリスマスマーケットがなんなのかイマイチ分からない方もいるのではないでしょうか。
今回は、冬のヨーロッパを代表する風物詩「クリスマスマーケット」についてご紹介します。
日本で開催されているクリスマスマーケットもご紹介するので、気になる方はチェックしてみましょう。
クリスマスマーケットの魅力や楽しみ方をわかりやすくお伝えしていくので、ぜひ最後までご覧ください。
クリスマスマーケットとは？
クリスマスマーケット（Christmas Market）は、クリスマスシーズンに開催される伝統的な野外市場です。
元々は1393年に、ドイツのフランクフルトから始まりました。
現在ではドイツはもちろん、フランスやオランダ、ノルウェーなどの北欧でも開催されるように。
日本では東京、大阪など主要都市で開かれています。
クリスマスの装飾品やギフト、クリスマスならではの食べ物やワインなどが販売され、街全体がクリスマスムード一色に包まれる大きなイベントです。
世界的に有名なクリスマスマーケット
世界にはどのようなクリスマスマーケットがあるのでしょうか。
- ドイツ・ニュルンベルク
- オーストリア・ウィーン
- フランス・チュイルリー庭園（パリ）
順番にご紹介していきます。
①ドイツ・ニュルンベルク
世界的に有名なクリスマスマーケットといえば、ドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケット。
400年以上の歴史を持ち、毎年200万人以上が訪れる人気スポット。
伝統的な装飾が施された木造の屋台が立ち並び、本場のグリューワインや名物のレープクーヘン（ジンジャーブレッド）を楽しむことができます。
②オーストリア・ウィーン
ウィーンでは市内各所で大小さまざまなマーケットが開催されます。
特に市庁舎前の「ウィーン・クリストキンドルマルクト」は、巨大なツリーと150以上の屋台が立ち並び、まるでおとぎ話の世界のような雰囲気を楽しめます。
③フランス・チュイルリー庭園
チュイルリー庭園はパリの中でも最大級のクリスマスマーケット。
エッフェル塔や凱旋門からでもアクセスしやすく、立ち寄りやすいです。
クリスマス期間にフランスへ出かけた場合はぜひ立ち寄って見ましょう。
パリのクリスマスについてはこちらの記事も参考にしてください。
日本のクリスマスマーケット事情
最近では日本各地でもヨーロッパスタイルのクリスマスマーケットが開催されるようになりました。
代表的なものをご紹介します。
東京クリスマスマーケット（神宮外苑）
神宮外苑では、本場ドイツの雰囲気を最も感じられる国内最大級のクリスマスマーケットが開かれます。
40店舗以上の出店が並ぶほか、クリスマス雑貨が作れるワークショップも。（予約制）
グリューワインやソーセージなどの本格的なドイツ料理はもちろん、オーナメントやクリスマス雑貨のお土産も充実。週末は混み合いますが、平日は11:00から開催されているため、早めに来るとゆっくり買い物を楽しめるでしょう。
| 期間 | 2024年11月19日(火)〜12月25日(水) |
| 場所 | 神宮外苑 聖徳記念絵画館前・総合球技場 |
| 最寄り駅 | ●東京メトロ半蔵門線、大江戸線「青山一丁目駅」より徒歩10分 ●JR中央・総武線「信濃町駅」より徒歩5分 |
| 入場料 | ¥1000〜 |
| ウェブサイト | https://tokyochristmas.net/ |
大阪クリスマスマーケット
大阪では阪急うめだ本店の9階でクリスマスマーケットが開催されます。
屋内なので天候も気にせず楽しめるのがいいですね。
イルミネーションやメリーゴーランドなど、家族で楽しめるイベントも。
ドイツから直輸入された雑貨や、手作りのクリスマス装飾品が並びます。
ヨーロッパのクリスマスグッズに興味がある方は足を運んでみましょう。
| 期間 | 2024年11月20日(水)〜12月25日(水) |
| 場所 | 阪急うめだ本店９階 祝祭広場 |
| 最寄り駅 | ●阪急梅田駅より徒歩8分 |
| 入場料 | 無料 |
| ウェブサイト | https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/c_market/ |
クリスマスマーケットの楽しみ方
クリスマスマーケットはただの出店ではなく、クリスマスならではの楽しみがあります。
グルメを満喫
クリスマスマーケット独特の楽しみ方として、クリスマスならではの食べ物や飲み物を楽しむがあります。
グリューワイン（ホットワイン） 寒い冬の定番ドリンク。スパイスが効いた温かいワインで、体も心も温まります。
クリスマス限定といってもいいほどの限定的で代表的な飲み物なので、ぜひこの期間に試してみましょう。
食べ物では、シュトーレン（ドイツのクリスマスケーキ）やレープクーヘンなど、ドイツ生まれのお菓子が食べられるチャンス。
クリスマス雑貨のお買い物
クリスマスマーケットでは、他のお店ではなかなかみられないクリスマスならではの雑貨も売られています。
手作りのガラス製オーナメントや木製装飾品など、クオリティの高い商品が豊富です。
外国から輸入されているものも多いので、外国の雰囲気をお部屋に取り入れたい方はショッピングを楽しむのもオススメ。
イベントを楽しむ
ヨーロッパのクリスマスマーケットでは、かならず観覧車が登場します。
その他にも、聖歌隊やバンドによる演奏が行われ、より一層クリスマス気分が高まります。
日本のクリスマスマーケットでもコンサートが開かれることがあるので、スケジュールをチェックしておくといいでしょう。
ワークショップやメリーゴーランドなど、子供でも楽しめる催し物があるため、家族連れでも安心して1日過ごせます。
ワークショップ リースやオーナメント作りなど、家族で楽しめるイベントも。
まとめ
クリスマスマーケットは、単なるショッピングの場ではありません。
伝統的な雰囲気、美味しい食事、素敵な音楽など、五感で楽しめる冬の風物詩です。
最近では日本各地でも本格的なマーケットが増えており、より身近に楽しめるようになってきました。
家族や友人と一緒に、特別な思い出作りの場として、ぜひクリスマスマーケットに足を運んでみてはいかがでしょうか。
心温まる雰囲気と、きらびやかな装飾に囲まれて過ごす時間は、きっと素敵なクリスマスの思い出となることでしょう。
この冬は、あなたも素敵なクリスマスマーケットで、特別なひとときを過ごしてみませんか？
